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緑茶で高血圧を改善できる?

古くから日本人の暮らしに溶け込んできた緑茶。食後に口の中を殺菌したり、あるいは香りにリラックス効果があることなどが知られていますが、実は高血圧の改善にも効果があることがわかってきています。
緑茶はなぜ高血圧の改善に効果があるのでしょうか。その理由のひとつが、緑茶に含まれるカテキンです。カテキンとはお茶の渋み成分のことですが、これには血圧の上昇を抑える働きがあるのです。そのほかにも血中コレステロールや血糖値を調節する働きもあり、生活習慣病全般に効果があります。脂質の代謝を高めることで血管に脂肪が付着するのを防ぎ、高血圧の原因のひとつである動脈硬化を防ぐ効果もあるため、さらに高い効果が期待できます。カテキンは抽出されたお茶よりも、茶葉そのものに多く含まれているので、粉末茶などの形で葉ごといただくようにすると効果的です。また、茶葉で入れるのであれば濃くでる一箭目の方がより高い効果が期待できます。
もうひとつ、緑茶には高血圧の改善に働く成分が含まれています。それはテアニンです。渋み成分であるカテキンに対し、お茶の甘みを感じさせてくれるのがこのテアニンなのですが、これにはイライラを抑えてリラックスさせる効果があり、脳の興奮を抑えることで血圧の上昇を防ぐことができます。また、緑茶には血圧を上昇させるカフェインも入っていますが、テアニンにはこのカフェインを抑制して血圧の上昇を抑える作用もあります。
さらに緑茶には尿の排出を促す利尿作用もあります。尿を排出する際には血液中のナトリウムも水分と一緒に排出されるので、それによって血圧を下げることができます。このように緑茶には高血圧を改善するさまざまな効果があるので、ぜひ毎日飲む習慣をつけたいものです。