高血圧症のリスクとなる食塩と血圧の値を知る必要性

高血圧症は生活習慣病の一つとして位置づけられており、現代社会を生きていく上では最も注意しなければならない疾患の一つです。死の四重奏と呼ばれる高血圧症、脂質異常症、糖尿病、肥満が生活習慣の偏りや乱れが主な原因となって発症する疾患として注意喚起されてきています。これらが死の四重奏と呼ばれるのは、自覚症状がほとんどないままに病状が進行する傾向が強いことに加え、その結果として生じる疾患に致命的なものが多数含まれているからです。その主な物として動脈硬化があり、動脈硬化によって血管がもろくなると脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などを発症して急死に至ってしまうことがあります。そのため、生活習慣病の予防及び治療は健康で長生きできる生活を送るためには不可欠となっています。
高血圧症は日本では40%程度の人が該当しているとされているものであり、特に誰もが注意しなければならないものです。高血圧症のリスクとなる物として食塩の過剰摂取があります。日本では伝統的に漬け物などの食塩を多量に含むものを食べる食文化があることから過剰になりがちであり、そういった食生活の見直しが予防にも治療にも重要となります。高血圧症では血圧の値を常に正常値に保つということが大切であり、自分で血圧の測定を行って自分の血圧の値を知っておくということが大切です。血圧は一日の中でも変動することから朝や就寝前の血圧の値を別々に測定しておくことも大切であり、それによって健康診断では血圧が正常であっても時間帯によっては高血圧症となってしまうような人もその疾患が発見され、食塩を減らす食事療法や運動療法、薬物療法などの指針を立てていくことができるようになります。